おうし(牡牛)座(Taurus)


面積     :797平方度
20時南中月日:1月24日


固有名を持つ星:α星=アルデバラン「(プレヤデスに)従うもの」
        β星=エルナト、ナトニ「突くもの」
        ε星=アイン
        ζ星=ツェルナ・カブチ・シャ・ストウ
        η星=アルキオネ

全般
 銀緯0°線、つまり天の川の中心線が通る27個の星座のひとつ。


近所の星座
 北にぎょしゃペルセウス。西におひつじ。南西にくじら。南にエリダヌス。南東にオリオン。東にふたご


神話
 クレタ島の物語である。またもやゼウスの強姦まがいの結婚の物語。

 ポイニクス王にはエウロペという娘がいた。「エウロペ」の意味は丸い眼をした女、もしくは大きな顔の女、である。できれば、前者であったことを願う。

 エウロペに目を付けたゼウスは、三色で、クロッカスの匂いの息をする雄牛に化けた。そして、エウロペを乗せてクレタ島に渡った。そして、ゼウスは鷲の姿になってエウロペと交わった。

 エウロペはゼウスから贈り物をもらう。絶対に的を外さない槍、青銅の犬、青銅の巨人タロス。青銅の巨人なんて貰ってもこまるなあ。

 二人の間には三人の息子が生まれた。リュキアの王サルペドン、クレタ島の王ミノス、ラダマンチェス王。後に、ミノス王の妻パシパエは雌牛のハリボテに入って雄牛と浮気してミノタイロスを産む。その後のお話はかんむり座に続く。


星雲星団ツアー
03 47.0  星雲を伴う散開星団 M45(Pleiades)
04 09.2  惑星状星雲     NGC1514
04 27.0  散開星団      Hyades
04 46.0  散開星団      NGC1647
05 03.6  散開星団      NGC1746
05 05.6  惑星状星雲     J320(PK190-17.1)
05 10.7  散開星団      NGC1807&1817
05 12.1  散開星団      NGC1817↑
05 34.5  超新星残骸     NGC1952(M1, Crab nebula, 蟹星雲)


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