エリダヌス座(Eridanus


エリダヌスの絵(作成中)


面積     :1138平方度
20時南中月日:1月14日
固有名を持つ星:α星=アケルナル「川の果て」
        β星=クルサ「足台」
        γ星=ザウラク「舟の星」
        δ星=ラナ「カエルの名前」
        η星=アザー、アズア「ダチョウの巣」
        θ星=アカマル「川の果て」、南天の宝石
        ο1星=ベイド「卵」
        ο2星=ケイド、キイド「卵のから」
        τ2星=アルゲテナル「川の曲がり角」
        υ1、υ2, 41, 43=テーミン「双子達」
        R星=クリムズン・スター


全般
 全天で6番目に大きな星座。


近所の星座
 北におうし。北西にくじら。西にほうおう。南西にきょしちょう。南にみずへび。南東にとけいちょうこくぐ。東にうさぎ。北東にオリオン


神話
 架空の河である。星座の中には地名が二つある。このエリダヌス河とテーブル山。テーブル山の方は南アフリカ共和国に実在する。

 太陽神ヘリオスとクリュメネの息子パエトンの物語である。パエトンは父親似で、太陽神のような少年だった。ある朝、パエトンは父の戦車に乗ったが、うまく操れず、地上に近づきすぎて、あちこちに火事を起した。見かねたゼウスは馬車を雷で壊してしまう。パエトンはエリダヌス河に真っ逆さまに落ちて死んだ。

 この話は「太陽の様に明るい」惑星である金星が、「明け方」に地表近くに現れ、上って行くがあっという間に日が上って、消えてしまう、という天文現象になぞらえているようだ。

 ちなみにパエトンの姉妹がエリダヌス河のほとりで兄弟の死を悲しみ、流した涙が琥珀になり、彼女達自身もポプラの木になったという。

 古代においてはエリダヌス河はポー河と見なされていたが、ナイル川とかユーフラテス河とかいう話もあり、定かではない。


星雲星団ツアー
03 09.8   銀河      NGC1232
03 17.3   銀河      NGC1291
03 19.7   銀河      NGC1300
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