けんびきょう(顕微鏡)座(Microscopium)
けんびきょうの絵(作成中)
面積 :210平方度
20時南中月日:9月30日
固有名を持つ星:なし
全般
地平線に近く、5等星以下のの星で構成されているため、最も探しにくい星座の一つ。
近所の星座
北にやぎ。西にいて。南西にぼうえんきょう。南にインディアン。東につる。北東にみなみのうお。
神話
1750年代にラカイユが作った星座。当時のハイテクに感動して作ったのだろうが、味気ないことこの上ない。ラカイユは1751〜1753の間、ケープタウンで南天の星を観測し、これを元に南天に13の新星座を作った。更に他にも星座を作り、合計17の星座の設定者となっている。以下、そのリスト。
がか、けんびきょう、コンパス、じょうぎ、ちょうこくぐ、ちょうこくしつ、テーブルさん、とけい、とも、はちぶんぎ、ほ、ぼうえんきょう、ポンプ、らしんばん、りゅう、レチクル、ろ。
このうち、とも、らしんばん、ほはアルゴ船座の一部。りゅうはトレミーがオリジナル。この4つを除いた13星座が純粋なラカイユオリジナルであろう。こうして考えると全てが「非生物」であり、「道具」、特に「科学技術系」が多い。
時代を遡ると、似たような事をした人にバイエルがいる。バイエルの作った星座は「生物」が多く、大航海時代から産業革命へと時代が進むのを反映しているようだ。バイエルの12星座についてはインディアンを参照。
ちなみにラカイユはフランス人で、バイエルはドイツ人。
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