てんびん(天秤)座(Libra)
全般
黄道十二星座のひとつ。黄道十二星座の中で唯一、非生物をモチーフにした星座。かつてはさそりの一部で、さそりの爪の部分だったが、ローマ時代に独立した。
かつては秋分点があった星座で、昼夜の長さが等しくなるという点も天秤をモチーフにした理由の一つだったようだ。
近所の星座
北にへび。西におとめ。南西にうみへびとケンタウルス。南におおかみ。東にさそりとへびつかい。
神話
正義の女神アストレイアの天秤ということになっていますが、今のところ詳細な神話を記述した資料がみあたりません。
かつて神々と人々は一緒に暮らしていた。しかし、人々の間に強者と弱者が現れ、支配という行為が始まった。神々は人間に見切りをつけて天上界へと移っていった。
しかし、女神アストレイアは地上に残り、正義と悪を計る天秤を使って、人々に正義を説いてまわりました。しかし、アストレイアの努力もむなしく、人々は戦争を始めるようになりました。さすがのアストレイアも諦めて天上界へと去ってしまいました。
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