おとめ(乙女)座(Virgo)
全般
全天で2番目に大きな星座。黄道十二星座のひとつ。おとめ座銀河群がある。
近所の星座
北にうしかいとかみのけ。西にしし。南西にコップ。南にからすとうみへび。東にてんびん。北東にへび。
神話
紀元前3200年頃、麦の穂の星座として登場。その後、麦の穂を持つ女神の姿に変った。ギリシアでは農業の女神デメテルの姿とされた。
デメテルにはゼウスとの間にペルセポネという娘がいた。この少女ペルセポネは冥界の王、ハデスに目を付けられた。ハデスはゼウスの兄弟で、冥界を支配しており、つまり世界の3分の1を支配している実力者だった。父親であるゼウスは兄弟間のいさかいを避ける為、ハデスがペルセポネをさらうの黙認した。ハデスは花摘みをしていたペルセポネを無理矢理連れ去った。ハデスは冥界の王のくせにロリコンだった、すごいギャップだ。
それを聞いたデメテルは悲しみ、地上に降りて、身分を隠して、乳母などをして過ごした。デメテルは乳母として育てることになった子供を神にしようとがんばった。しかしこの子育ても、途中で女神だということがバレて、うまくいかなかった。
デメテルは怒って、次の一年を不作の年にした。不作といっても普通の不作ではない。農耕の女神の怒りの不作である。一切の種は芽を出さなかった。人間側からみれば、ただの迷惑な話だ。
いろいろな神がデメテルの怒りを静めようとやってきた。しかし、デメテルの怒りは収まらなかった。みかねた父、ゼウスはハデスに娘を返してくれと頼む。ハデスは快諾したが、こっそりとペルセポネにザクロを食べさせる。
ペルセポネは戻り、デメテルは喜んだ。そして大地には緑が蘇った。しかし、冥界の食べ物を食べたものは一年のうち3分の1は冥界で過ごさねばならない掟があった。
それから、ペルセポネが冥界に降りるとデメテルは悲しみ、緑が消えて冬となり、ペルセポネが戻るとデメテルは喜び、春が来るようになった。そして、デメテルは春の星座になった。
星雲星団ツアー
12 12.3 銀河 NGC4168
12 15.9 銀河 NGC4216
12 19.8 銀河 NGC4267
12 21.3 銀河 NGC4294&NGC4299
12 21.7 銀河 NGC4299↑
12 21.9 銀河 NGC4303(M61)
12 24.9 銀河 NGC4371
12 25.1 銀河 NGC4374(M84), NGC4388, NGC4406(M86), NGC4425, NGC4435&NGC4438
12 25.8 銀河 NGC4388↑
12 26.2 銀河 NGC4406↑
12 27.2 銀河 NGC4425↑
12 27.7 銀河 NGC4435↑
12 27.8 銀河 NGC4438↑
12 27.4 銀河 NGC4429
12 28.7 銀河 NGC4452
12 29.0 銀河 NGC4461, NGC4473&NGC4477
12 29.8 銀河 NGC4473↑
12 30.0 銀河 NGC4477↑
12 29.8 銀河 NGC4472(M49)
12 30.0 銀河 NGC4476, NGC4478&NGC4486(M87)
12 30.3 銀河 NGC4478↑
12 30.8 銀河 NGC4486↑
12 34.0 銀河 NGC4526&NGC4535
12 34.3 銀河 NGC4535↑
12 35.7 銀河 NGC4552(M89)&NGC4569(M90)
12 36.8 銀河 NGC4569↑
12 36.4 銀河 NGC4564, NGC4567, NGC4568&NGC4579(M58)
12 36.5 銀河 NGC4567↑
12 36.6 銀河 NGC4568↑
12 37.7 銀河 NGC4579↑
12 40.0 銀河 NGC4594(M104, Sombrero galaxy, ソンブレロ星雲)
12 42.0 銀河 NGC4621(M59), NGC4638, NGC4647&NGC4649(M60)
12 42.8 銀河 NGC4638↑
12 43.5 銀河 NGC4647↑
12 43.7 銀河 NGC4649↑
12 42.8 銀河 NGC4636
12 49.0 銀河 NGC4699
12 52.4 銀河 NGC4753
13 18.9 銀河 NGC5068